エコカード活動について大切にしていること

1998年に始まったエコカード活動は、EWC事業の活動を発展させ、地域・学校・家庭を結ぶ全市レベルでの環境学習活動として始まりました。地球環境を守る「アースレンジャー」を目指してエコスタンプを集める活動です。

日常の中の環境課題に「気づく」きっかけでもあり、エコスタンプを押印するサポーター(大人)は、押印することで意識を高めることが出来ます。エコカードを持った子ども達のエコ活動が、学校で、地域で、家庭でエコスタンプやサインでエコ活動を認定することで大人たちや社会をゆるやかにつないでくれます。

核家族化によって薄れてきていた地域社会と子どもたちをつなぐ「コミュニケーションツール」として、生活の中で当たり前になっていくこと、長く続けていくことが大切だと考えています。学校教育の基盤となっている「学習指導要領」が社会に開かれたものとなっていくためには、地域社会や家庭との連携が必要となるとともに地域の人々や保護者も「学習指導要領」を理解する必要があります。

学校教育法の目的や目標を実現するために文部科学省が、2016年に
作成した学習指導要領改訂の方向性についてまとめた概念図です。

くわしくは、『環境学習サポートガイド』P.3「生きることは学ぶこと、学ぶことはいきることー学習指導要領を学校・地域・家庭の共通の教育理念としてー」でご覧いただけます。