はじまり

1990年当時、西宮市では 講演会・単発的な 市民向けの 啓発事業が 行われていましたが、より 継続的に ストーリー性を 持たせた環境啓発が できないか、ということが きっかけで、1992年に 10年後の2001年を 目指し「2001年・地球ウォッチングクラブ・にしのみや(愛称:「EWC)」の 活動が スタートしました。

子どもたちを 対象とした、継続的で 総合的な 環境学習の 仕組みや システムは 全国的にも あまり 例が なく、会員募集の 方式で 自主的な 子ども達の 活動を 促す このクラブ方式は、1995年より 環境庁(現:環境省)が スタートさせた「こども エコクラブ」の 基本モデルと なり、全国へと 広がりを 見せました。

1年間を 通じた 継続的な かかわりを 子ども達に 提供して「見て、感じて、考えて、行動へ」という学習パターンを プログラムに 盛り込み、また 身近な 生き物との 出会いから、地球環境を 考えることも 大きな コンセプトに なりました。

「いつでも・だれでも・どこでも」を モットーに、市内の 全小学生児童が 参加しようと 思えば 参加できる「エコカード方式」を 1998年に スタート。自主的、継続的、総合的に 環境活動に 関わることの できる しくみを 家庭・地域・学校 という 全生活領域を 通して 確立することを 設立した「こども環境活動支援協会(LEAF)」とともに「こども 環境活動支援 ネットワーク システム」という 新しい システムとして 共同開発されました。