体験的環境推進事業(環境省委託事業)

子どもたちが自然との触れ合いや多様な人々との出会いを通じて、環境問題が社会の包括的な問題(持続可能性)であることを理解し、また自らの生活や生き方とも関連付けて考えることによって、環境保全に向けた実践活動を行うことができるよう、小学校における生活科や総合的な学習の時間において、自然体験や生活体験、社会体験を基本とした環境学習活動を体系的・継続的(6年間)に提供するための各種支援システムを、市民・事業者・教育関係者・行政・NPOで構成する「地域に根ざした環教育を推進する西宮プロジェクト」が中心となり確立するために行われた。

学校を支援する体制に関するしくみづくり
<子どもたちの環境学習を地域全体で支える>

子どもたちの環境学習活動を支えるためには、保護者や教師、地域、行政、企業、NPOなど様々な分野の大人が共通の認識を持つことにより、それぞれの主体がその特性を活かした体験や学習の場を提供することで、より広がりを持った効果的な取り組みを行った。
市民、事業者、行政の合同プロジェクト
「地域に根ざした環境教育を推進する西宮プロジェクト(NCEE)」
@行政プロジェクト(行政関係者)
A学校内プロジェクト(保護者・教員)
B企業プロジェクト(企業関係者)

学習・活動情報提供のしくみづくり<環境学習活動の基盤を整備する>

 子どもたちが楽しみながら学習活動に取り組むことができるために、学習拠点となる施設や事業所、フィールドの特性を活かし、学習内容と関連付けて活用できるように整備することや拠点に見合った解説パネルや環境学習ワークシート等の補助教材や情報提供の基盤を整備した。
@環境学習支援体制の整備
■環境学習拠点施設、フィールドの認定とネットワーク化
  環境学習拠点となる施設・事業所・フィールドを3つの分野に分類し、整備した。 ・自然系 学習施設(5ヶ所)、フィールド(9ヶ所)
 ・生活系 学習施設(市役所6ヶ所、民間16ヶ所)
 ・歴史文化系 学習施設(3ヶ所)、フィールド(9コース)
■公用バスの活用
 子どもたちの自然体験を促進するため、市内の環境学習施設を訪問する際に公用バスを利用できる新しい制度を整備した。
A情報基盤整備
■情報提供システムの整備
  地域の各小学校の研究紀要の情報をHP上で公開し、検索・閲覧できるシステムを構築し、各校での実践事例等の情報を共有化できるように整備した。
■学習ツールの作成
  各学年用(16年生)のモデル的な授業で実施するプログラムのワークシートや自然系施設で活用できる自然解説パネルの作成を行った。
  

学校内の運営を支援するしくみづくり
 <保護者が継続的に学習活動を支援する>

環境学習は、知識を伝えるだけではなく行動変革につながることを目的としています。子どもたちが学校で学んだことを生活につなげていくために、保護者が学校で環境学習活動を継続的に把握し、支援していくしくみが必要です。保護者自身が子どもたちの学びの積み上げを把握し、教員と一緒になって学習活動に関わっていくことが可能となる学校内での学習支援を継続的に保護者が担えるようなしくみを整備した。

@学習履歴整理ボックスの設置
 子どもたちの学習履歴を記録し、活用することで、継続的な学習活動を企画実施できるように、職員室、PTA室への6学年用の活動情報ボックスを設置した。

A保護者及び地域の学習支援者を対象とした研修

教員、保護者、地域の支援者などが学習目標を共有して支援を行えるよう、学習支援者が協働で研修会や勉強会を行った。また、「生活科」の2年と「総合的な学習の時間」の4年間を合わせた6年間を通じて、子どもたちの成長、体験を目標や内容を教員、保護者、地域関係者の協働で設定するためのワークショップを実施しした。

6年間を通した学習カリキュラムを開発するためのしくみづくり
 <小学校
6年間を単位とした学習カリキュラムを作る>

各学年でカリキュラムを作るにあたり、生活科や総合的な学習の時間での学習活動を単年で考えるのではなく、入学から卒業までの6年間の見通しを持って、1つ1つの学習活動をどのように積み上げていくかを考え、教員や保護者、地域の学習支援者などが目標について共通理解を持ち、協働して作成した。学校での学びを家庭、地域へとつなげていく上で保護者が学校での子どもたちの学習活動を支援する役割は大きいことを感じた。
@1年生 「家庭」 身近な自然に親しむ
A2年生 「町」  身近な町の様子や生き物と出会う
B3年生 「地域」 地域の自然や歴史を調べて、まとめて、伝える
C4年生 「くらし」人間のくらしが自然に与える影響について考える  
D5年生 「社会」 人と自然とのつながりについて考える
 
E6年生 「自分」 人と人とのつながりについて考える

甲子園浜自然環境センター

甲子園浜の良好な環境を保全するとともに、自然体験活動、環境学習活動及び各種研修等を通じて、市民の自主的な環境学習活動を支援するための拠点施設として、平成14111日に開設した。 開設場所:枝川町19-10

もどる
ホーム
EWC教員説明会
5月9日
各小学校の環境教育担当教諭を対象にEWC事業の説明会を実施しました。
アースディイベント

119
4月に予定していたが、雨天のため延期となった。国際的に環境保全活動が実施されるアースデイにあわせて、EAC(アースアクションクラブ)が中心となって運営企画した。参加者 1,000
場所:兵庫県立甲山森林公園
環境パネル展
3月6日〜10日 市民ギャラリー 
市内の小中学生を中心とする市民が地域や暮らしの環境問題について、身近な自然観察からごみ、資源、景観など環境に関する様々な問題をテーマに、壁新聞や作文、ポスターなど自由な形で出展があった。ケニア、インド、リトアニアなど海外作品を含め出展約433
『2011年地球ウォッチングクラブ・にしのみや」で再スタート
2002年度
 
平成14年
エコとれーにんぐ(EWCニュース内)が始まる
甲子園浜自然環境センター開設

1992年から西宮市独自の環境学習事業として「2001年地球ウォッチングクラブ・にしのみや(愛称:EWC)」がスタートしました。10年間を目標に始めたEWC事業ですが、1995年の阪神淡路大震災を経験するなど紆余曲折を経る中、1998年に新たなシステムを導入し、子どもたちが自主的、継続的、総合的に環境活動にかかわることのできるしくみを家庭・地域・学校という全生活領域を通して確立することを目的としたこの「エコカード・エコスタンプシステム」は、西宮市とこども環境活動支援協会とが共同開発したものです。

このシステムでは、子どもたちの周囲にいる大人たちが、子どもたちの学びや活動を支える「しくみ」を活用し、その大人たちも「ネットワーク」されていることで地域の教育力となります。環境教育、環境学習をまちのしくみづくりとして考え、市民・事業者・行政・NPOなどのパートナーシップにより、地域に根ざした環境学習システムを構築し、「環境学習都市」を目指した新たな取り組みを継続的に進めるために、10年間を目標に始めた「2011年地球ウォッチングクラブ・にしのみや」として再スタートしました。

アースレンジャー アースレンジャーファミリー エコメッセンジャー活動 エコトレード活動
2221人 103家族 6校9クラス 12校33クラス